芸術の合間に 日本芸術会館ブログ

日本芸術会館は、芸術の発信や社交の場として、様々な企画を考えております。そんな合間にほっとできるブログを書けたらと思います。

ポートアイランドの見どころシリーズ ジーベックホールさんの「fusion 芸術そして光」 を見に行きました。

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fusion (ジーベックホールさんにて)

7月に入り、ポートアイランド掲示板には、こちらのフライヤーを見かけました。

なんでも、ポートアイランドの住人は無料で参加できるということ。

7/14(水)~7/18(日)まで開催されました。

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芸術そして光

一番最初にジーベックさん入ると、インコがお迎え。

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川上和歌子さん作品

なんでも、川上和歌子さんは、インコをモチーフとした作品を手掛けており、なんでも、インコに顔を付けないということ。顔をつけてしまうと、その表情にとらわれてしまうから、だそうです。確かに、顔が無くても、このインコたちは、かわいらしく幸せそう。人々にそういった表現を与えてくれるのは芸術ですね。

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こちらは、和太鼓と光のコラボの現場。和太鼓を叩くことにより、照明がついたり、するというシステムです。音の振動(数値のようなもの)を照明機器に信号として送り、太鼓の種類によってその照明機器が反応するというもの。

なるほど、舞台技術もどんどん進化していて興味深い内容でした。勉強になります。

 

後は、台本だけあらかじめ用意されていて、俳優さん、照明、音響、舞台技術者さんが当日に、照明や音響の内容を打合せし、リハーサルし本番に臨むというもの。

時間の制約がある中で、もめなかったでしょうか?妥協も必要になる場合もあるでしょう。各々が妥協点をみつけられたのか?

きになるとことでした。

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最後に、こちらはジーベックホールさんの外観です。魚の彫刻がかわいらしいですね。

fusionについて、時間の関係もあり、全部が見れなかったのは心残りです。

ですが、この度、ポートアイランドの住人は無料ということもあり、貴重な体験になったでしょう。音響や照明の舞台裏や、技術の進歩など、そこに特化した芸術イベントというのは、なかなか見れないので、舞台関係者等の職業人にもうれしいイベントでした。

また来年もして頂けたらと思います。